故郷だと思って下さい

月日が経つのは早いもので、君津支部で空手を習い始めた頃、とっても小さかった子供達が、いつの間にか私より背が高くなりました。

中学三年生となり、忙しい時期となりましたので、暫く休会する事になり、一旦お別れです。


千葉 凛音さん

道場に来た頃は、小っちゃくて冬の道場の寒さに凍えて、泣いていました。(T_T)

受け答えが面白くて、なかなか頭の良い子です。

毎回、 お母さんがしてくれた、見事な手の込んだヘアスタイルが素敵でした。

小柄な体で、緩急をつけた形・大きな相手にひるまず向かう組手。

気持ちの強いしっかりした女の子です。


鈴木 一君

「道場にお化けが出るから行きたくない。」と泣いて嫌がっていたエピソードは、

今では、笑える思い出話となりました。(≧▽≦)

お化けの話は、稽古に行きたくない為の精一杯の言い訳だったんですよね。

成長するに伴い逞しさが増し、各種大会で優秀な成績を納めるまでになりました。


清水 遥矢君

今も子供の頃の面影が残っていますね。

入会したての頃、あまりにも可愛らしくて、ちょっと心配になった事を覚えています。

予想に反して、とても頑張り屋さんでした。(^_^)v

遥矢君が、黒帯を取った時の嬉しそうな顔、県大会で入賞するかしないかの手に汗握る闘いに勝って、

膝を抱えて泣いていた事を今でも鮮明に覚えています。

その姿を見た時、地道な努力を知っていた私も涙が出ました。😭


大川先生と談笑している三人。

後ろにいる年中さんの子、、、君津支部に入った頃、

「みんな、あんな感じだったんだよぉ~。」(^^♪

あれから10年、私もすっかりおばちゃんになる訳です。(;^ω^)

ホント、成長しましたね。

嫌がって泣いてた時に励ましてくれたり、安全に送り迎えしてくれたり、

支えてくれたご両親も立派だったと思います。🙇


休会して、一応引退です。

「押忍👊有難う御座いました。」

と、汗と涙がしみ込んだ道場に挨拶してお別れでした。


三名とも、各種大会で優秀な成績を納めて、君津支部のエースでした。

淋しくなります。

親御さんからも、とても温かいお礼のメールが届き、振り返ってしみじみと思い出に浸りました。

現在、後輩たちが育っています。

君津支部は、君たちの故郷だと思って下さい。

一応引退とは言え、勉強や人生に煮詰まった時、いつでも君津支部に来て欲しいです。

今度は、子供達に指導等してくれたら嬉しいです。

子供達も絶対喜ぶと思いますし、指導員も大歓迎です。

胸を貸しにいつでも来てくださいね。

「またね。」✋